小さな楽しみ。
スウェーデンの冬を3度経験しているので 北海道とは言え冬の寒さには耐えられます。
しかしながら、どこか不安になったり鬱々とした気持ちが先行してしまいます。
思えばカペラゴーデンに居た時期、冬の工房は常に暖かい。仕事では無く好きなモノをひたすら作れる。北欧の冬の景色は癒される。不安やストレスとは ほぼ無縁な毎日を送っていました。
ところが 北海道の初めての冬は 暖房の無い工房では寒過ぎて作業が出来ない。そもそも仕事が無い・・・。
前の記事でも書きましたが、一日中雪かきをしたり 床の隙間に詰まったホコリをひたすら掻き出したり・・・。少し病んだ日々を送っていますが、そんな中にも楽しみがあります。
一緒に「東10号工房」を立ち上げた清水さんが近い将来に移住してくる家。
清水さんが通いでセルフリフォームをしているのですが、僕もリフォームを手伝いながらしばらくの間そこを使わせて頂いてます。
窓から見える雪景色、音のない世界。本当に素晴らしい。
夜、薪ストーブに火を入れると 薪の爆ぜる音が心地良いのです。
一人で退屈してるのではと本が送られて来ました。
釣りが好きな知人から 魚の本がたくさん送られて来たので「東10号図書館」を開館してみました。
寒くて辛い時もある初めての冬ですが、小さな楽しみもあります。