鳥のえさ台 [ bird feeder ]
材 料:イエローパイン
サイズ:W=350 D=450 H=350
鳥のえさ台です。
カペラゴーデンのシンボルマークにもなっているこのエサ台、
スウェーデンの家庭の庭でも同様に いろいろなデザインのものを見掛けます。
手入れの行き届いた庭。フィーカ(スウェーデン語でお茶の時間)や食事をする際に
バードフィーダーの中にパンのかけらなどを入れておくと野鳥達がついばみにやってきます。
鳥の姿や声を楽しみながら ゆっくりとした時間を過ごす。素敵ですね
接着剤を使っても問題は無いと思うのですが、鳥が嫌がらないように
全ての接合部は「木栓(もくせん)」や「くさび」を使っていて接着剤は使っていません。
面加工もナイフとノミ だけで行い、サンドペーパーは使わず自然な感じに仕上げました。
屋根は葦(あし)でしょうか? 海岸にたくさん生えているものを使い「茅葺き風」に。
表面処理には「シャーラ」と呼ばれる 松ヤニから採取する粘り気のあるものを刷毛で豪快に。
松ヤニの匂いは独特ですが 鳥も(人も)嫌がらないそうです。いい匂いでした
正面から。
木の枝を割ったもので低い壁を作り置いたえさが下に落ちないようになっています。
中央上部の「くさび」に小さなレリーフを彫り アクセントを付けました。
(パインではレリーフの加工がしづらい為 パーロン(洋梨)材を使用)
(左)植物をイメージ。(右)分かりにくいですが カペラゴーデンのロゴを彫りました。
余った材料で1/2サイズを作ってみました。
鳥には少し小さめですが 部屋の飾りや贈り物などに良いかな と思います。